はじめてのパソコン選び 〜スペック編〜
パソコンのスペック
パソコンのスペックを選ぶ際には、以下の3つを確認します。
- CPUのクロック数
- メモリのサイズ
- ハードディスク容量
なお、上記の要素については、それぞれ数字が大きいほどハイスペックになります。
メモリ
GBで記載されています。
最近のパソコンでは、4GB、8GB、16GBあたりのものが多く出ています。
そして、数字が大きいほど、より多くの情報を扱えるようになります。
なお、最近のパソコンではメモリを増設することは難しく、さらにメモリは高価です。
そのため、予算の都合でスペックを落とす場合は後述のハードディスクよりメモリを優先した方が良い場合が多いです。
ハードディスク
ハードディスクは、情報を記録する装置であり、GB、TBで表示されます。
なお容量としては、GB < TBとなります。
ハードディスクには、HDDとSDDがあります。
そして、SSDの方が高速です。
しかし、SSDの方が高価なこともあり、記録できる情報は少ないです。
また、ハードディクスについては外付けのものが販売されており、拡張が簡単にできます。
必要なスペック
- Webで動画を観るくらい
それほど高スペックである必要はありません。
例えばYoutubeで動画を観るのであれば、動画データを少しずつインターネットからダウンロードして、画面へダウンロードした情報を表示しています。
そのため、メモリやハードディスクへの負荷は小さめです。
また、少しずつダウンロードしている都合上、ネットワーク環境の方が重要になります。
- Wordでのレポートの作成や、PowerPointでのプレゼン資料の作成
それほど高スペックである必要はありません。
なお、作成したレポートやプレゼン資料が多い場合は、ハードディスク容量がそれなりに必要になります。
(1つあたり数百kB程度であるため、何百、何千と保存するのでなければ、それほど気にする必要もありません)
※WindowsでWordやPowerPointなどを使用する場合は、officeソフトが必要です。
カタログにofficeなしと記載されている場合は、別途officeソフトを購入する必要があります。
- 動画の編集
高スペックのものを選択することをお勧めします。
動画自体が容量の大きいファイルであり、動画編集ソフトを使用する場合は、ソフトをインストールするための容量も必要になります。
- プログラミングPCとして使用する
高スペックのものを選択することをお勧めします。
プログラミングを行う場合、Visual Studioのような開発環境が必要になります。
また、プログラムを動かすためにはコンパイル等の作業が必要になります。
低スペックPCでは、このコンパイル作業に時間がかかります。
さらに、開発環境は、プログラムに必要な情報を読み込むため、起動に時間がかかることが多くあります。
そのため、プログラミングを行う場合は、高スペックの方がいい場合が多いです。
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